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2009.05.07 *Thu

「ママの声、聞こえるよ」 筒井 好美

テレビで放送されたので、ご覧になった方もいるかと思います。

この本は、まだ2歳の凛ちゃんを抱えて、喉頭ガンになってしまった好美さんの
手記です。

喉に違和感を覚えて複数の病院(科)で検査を受けるも、喉頭ガンということが
なかなか発見されませんでした。

 8月:耳鼻科で診察を受け、「血液内科のある病院に行ってください」といわれる。
        ↓
     大きな病院の血液内科に行ったところ「先に耳鼻科へ」といわれ、
     「異常なしなので炎症止めで様子を見ましょう。血液内科はこの様子だと
     受診しなくて大丈夫」といわれる。
   ↓
 9月下旬:会社で健康診断(人間ドックに近いレベルのもの)を受け、異常なし。
       喉が痛いことを相談すると、耳鼻科再受診を勧められる。
   ↓
 10月:近所の耳鼻科を受診して「炎症がひどい」といわれ炎症止めをもらう。
        ↓
     3日後に38度の高熱がでる。会社の内科を受診し、耳鼻科でもらった薬
     を見せると「それは風邪薬だ」といわれ、別途抗生物質をもらう。
   ↓
 11月 :あまりの喉の痛みに、涙が出、その晩に耳鼻科に行くが異常なし。
      でも、「F病院に紹介状を書く」といわれる。 
         ↓
      胸に感じる痛みも気になり、喉ではなく食道かも?と思い、内科へ行く。
      レントゲンの結果、異常なし。
      好美さんの希望で3日後に胃カメラ検査をすることになる。
         ↓   
      胃カメラをいれようとしたが、喉の出血がひどく、カメラが入れられない。
       「早めにF病院にいきなさい」と紹介状をもらう。
         ↓
      F病院ですぐに診てもらえることになり、鼻と喉からカメラを入れ、細胞をとる。
   ↓
  12/2 :ガンがみつかる。手術しなければ余命4ケ月、手術しても5年生存率は
       50%、そして手術すると声が出せなくなると知る。

そんなひどい状態なのに、4ケ月もみつけられないなんて。。。


好美さんは、自分のガンがわかる約2年前にお父様をガンで亡くしています。
辛い闘病生活を知っていることもあり、苦しい治療はしたくないと思います。

   でも、つらい思いをし、それを乗り越える自信がないという理由だけで、
   まだ2歳の子を残していくの?
   私がいなくなったら、凛はこれからどれだけ寂しい思いをし、どれだけ涙を
   流すことがあるだろう。
   私は死んでしまえばそれまでだけど、凛はその寂しさから逃れることは
   できない・・・。


凛ちゃんのために手術を決意します。

好美さんが、自分の声を覚えていて欲しいと、手術前夜に家にかけた電話で
「凛、凛」と何度も名前を呼んだ気持ちが切ないです。


それからの生活でも、心身共に苦しいこと辛いことが多く、凛ちゃんの前でも
泣いてしまっていた好美さんは、ある日、こんなふうに決意されます。

    私が泣いてばかりいると、泣いているママも凛の中に強い思い出として
   残ってしまう。大人になってから、誰かわからないけど女の人の泣き顔が
   頭に残っているなんてことになるのは嫌だ。時間に限りがあるのなら、今
   まで以上に1日1日を大切にし、たくさん笑い、凛のこともたくさん抱きしめ
   てあげよう。


そして、凛ちゃんの七五三を迎えた好美さんの感慨。

   無事に七五三まで来たな。大きな病気もせずにすくすくとよく育ってくれた。
 一番物事を吸収する2、3歳という時にママの泣く姿をたくさん見てしまった
 せいか、凛は、保育園でお友達が泣いているととても心配して、声をかけて
 慰めてあげると先生が言っていた。お出かけした時も、泣いている子を見か
 けると心配そうにその子を見つめながら、「何で泣いているのかな?」と私に
 聞いてくる。
  私が自分の子に願っていた、「優しく気配りのできる子になってほしい」と
 いう願い。親馬鹿だと言われるかもしれないが、凛は今、その願いどおりに
 育ってくれていると思う。


その後、好美さんは、ガンの再発・転移により、永眠されました。
テレビで、まだ3歳の凛ちゃんが、好美さんの葬儀で泣くご主人の肇さんに
「パパ、泣かないで」といって涙をぬぐってあげる様子を見ました。
この本を読んで、「ほんとうに優しい子に育ってますね」と好美さんに伝えたく
なりました。

 ※上記の水色部分は引用です。

ママの声、聞こえるよママの声、聞こえるよ
(2008/12/19)
筒井 好美TBSイブニング・ファイブ

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CATEGORY : 本・映画など | THEME : 本の紹介 | GENRE : 小説・文学

COMMENT

NO TITLE
本のご紹介ありがとうございます。

凛ちゃんのために強くなろうとした好美さんは本当に素敵な方ですね。
どんな状況に追いやられたとしても希望を捨てない好美さんの姿が
凛ちゃんの記憶に刻まれたと信じてます。


2009/05/07(木) 00:58:38 | URL | 杏 #- [Edit
高齢出産なので
子どもが成人するまで生きられない可能性も十分あるわけで
せめて15歳になるまでは丈夫に生きていたいと思ってる次第です。
15年。人間のベースを形成し(今や死語かもしれませんが)女性として
家事全般をこなすまでを教えるには、私には15年必要です。
とりあえずは60歳(お嬢がハタチ)まで生きていたいですけどね。

最近、小児癌のドキュメントや、こうゆうの多いですね。
私の母も、私が小学校中学年の頃、子宮がんの疑いがあり
病院の検査検査の時期がありました。当時は癌は不治の病でしたからね。
身につまされる思いですよ。
2009/05/07(木) 12:22:21 | URL | くらげ #2SSD3uPA [Edit
NO TITLE
この方の お話は始めて知りました。

私のブログには旦那の事が一切出てきませんが、
まさしく病気で なっちゃんが5歳の時に他界してしまいました。
ごめんなさい、私事で・・・。

だから他人事ではないですね。
でも自分は生きているから、辛くても先に逝かねばならなかった
旦那の分まで精一杯 生きようと思います。なっちゃんを守らねばと思います。

なんだかラテモさんには つい話してしまい、すいません!
しめっぽくしてしまいました!

2009/05/07(木) 22:54:07 | URL | **なっぴー** #- [Edit
NO TITLE
そういう話があったとは知りませんでした。
なんか、私の今日の記事、無神経な事を書いたのでは・・?とちょっと気になってしまいました。

私自身は残されるくらいなら、先に逝きたいなんて身勝手な事を考えてます。
ウチには子どももいないし、たぶんこの先も2人で生きていくと思っているので・・・。

残していく方もツライですね。
残されるほうも辛いけど、奥さんがそんな思いをしてまで残してくれた宝物のお子様。
きっと大事に育てられているのでしょうね、今も
2009/05/08(金) 19:35:08 | URL | ラーダ・ドゥーナ #- [Edit
教え
病気はつらいことですが、時として、人間にとって何が大切かを教えてくれることがあります。
2009/05/09(土) 07:55:55 | URL | そよ風君 #- [Edit
NO TITLE
このお話は初めてです。
医学は進んでるのに、発見がこんなに遅くなるなんて・・・・・
小さな宝物をおいていかなければいけない好美さんの心情は
私には大きすぎて、むやみに口にできません。

ちょっと、裏目線から・・・・・
最近このようなお話がマスコミから配信されることが多くなりましたね。
間違いなくのお涙ちょうだい番組
私はどう観ればいいのか、迷ってしまいます。
本ならば、わざわざ手にとらないと深い内容まで、解らない訳ですが
ドキュメンタリーになると、なんとなく画面を見つめてしまう自分に、鳥肌が立つ時があります。
全くしらない他人様の哀しい事実がさらけだされてる・・・・・・・・・

それを見つめながら、どう思えばいいのか・・・・・・・
世の中には自分の傍にも哀しいことがいっぱいあります。
家族、ペットの旅立ち。
それ以上に知らない他人様のことをみながら、なぜ、涙しないといけないのか、
全てがわかったように、簡単に涙していいのだろうか・・・・・

現代社会の人間関係の希薄さゆえでしょうか。
それとも、「あー、自分は幸せなんだ」という逆の満足感なのでしょうか。

これは、ご本人様批判ではございませんよ。
なんでも視聴率がとれるならという考えのマスコミ批判です。
私の友人にも、3人の幼子をもった母親が、脳が委縮していく難病をもっています。
パーキンソン病に膠原病
どれも目の前でおこっている現実でいっぱい、いっぱいで
とてもマスコミ相手になんか、できない状態です。

ながながと書いてしまって、ごめんなさい。
ふー、歳を重ねたせいか哀しみはつらすぎます。
ドキュメンタリーにしろフィクションにしろ、洪水のように泣いてしまいます。
2009/05/09(土) 08:06:41 | URL | だっちゅ #- [Edit

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